2020年度(2021年1月)から大学入学試験共通テストがスタートします。現高校1年生からこのテストを受験することになります。2020年度から実施される共通テストのセンター試験からの変更点は下記の通りです。
・英語は「読む」「聞く」「話す」「聞く」の4技能を評価し、民間検定試験を活用(共通テストでも英語の試験を実施)。
・国語・数学で記述式の問題が出題。

大学入試が変更されると、高校入試も同様の傾向に変更されます。先日記事にした通り、都立高校入試で2022年から英語のスピーキングテストが実施されます。

また、現小学6年生が受験する2024年度からは大学入学試験共通テストが本格実施されます。本格実施での変更点は、下記の通りです。(検討段階なので、変更される可能性があります。)
・英語のテストが民間資格・検定のみになる。
・国語・数学に加えて、理科・社会でも記述式の問題が出題。
CBT(コンピュータを使った試験)になる。

学校で教員をしていた経験上、小中学生は記述式の問題を苦手としている子が多いです。テストでも記述問題は無答率が非常に高くなります。決して難しい問題でなくても、文で答える問題は最初からあきらめている子が多いです。文は普段から練習していないと書くことができません。また、少し練習すればできるようになるものでもありません。小学生、中学生は今のうちから準備しておく必要があると言えるでしょう。