埼玉県立高校の入学試験までいよいよ1週間を切りました。受験生は1点でも多く取れるように、最後まで努力を続けましょう。

残りのわずかな時間で効率よく成果を上げるには、いくつかポイントがあります。以下に示しますので、参考にしていただければと思います。

・理科・社会の用語を覚える。

理科・社会には用語を問う問題が出題されます。この問題は覚えていれば正解できるので、すぐに得点につながります。

・国語・英語の作文の練習をする。

埼玉県立高校の入試では、国語・英語ともに作文の問題がそれぞれ16点、10点と高配点となっています。作文の力はすぐに身につくものではありませんが、もし今まであまり作文の練習をしてこなかった場合、重要なポイントをしっかり押さえて練習すれば、得点は上がります。ポイントはいくつかありますが、一番重要なのは、問題に示された条件をしっかり守ることです。

例えば、国語では「自分の考え」「体験」を書かないと、それぞれ8点ずつ引かれます。またここ数年は、グラフを読み取って考えを述べる問題となっていますが、自分がどうグラフを読み取ったかを書くことも大切です。さらに多く見られるのが、話し言葉を使ってしまうことです。これも減点対象なので、注意しましょう。

・数学は確率・資料の整理・扇形の面積がねらい目

確率と資料の整理(度数分布、中央値、平均値等)は他の単元とのかかわりが薄く、独立性が高いので比較的対策しやすいです。正答率が低めなので、他の受験生に差をつけられる問題でもあります。また、扇形の問題は出題頻度はそれほど高くないのですが、公式さえ覚えていればできるので今一度公式を確認しておきましょう。