定期テスト(中間テスト、期末テスト)に向けた各教科の勉強の仕方について中学生向けのアドバイスを書いてみます。参考になれば幸いです。
まずは国語から、

  • 教科書を5回以上黙読して内容を理解する。読解問題は基本的に教科書から出題されます。読解問題は原則、文章中のどこかに答えが書いてあります。自分自身の解釈を問われる問題ではありません。ただし、文章量が多いので制限時間内に答えとなる箇所を見つけるのは難しいです。何回も読んで、どこに何が書いてあるかを十分に把握しておくことが大切です。
  • 古文、漢文は10回以上音読する。どちらもそんなに長い文章は出題されないので、暗唱するつもりで何回も読みます。
  • コツコツと漢字の読み書きの練習をする。漢字は定期テストで10点分くらい出題されます。1回の勉強は15分くらいの短時間で大丈夫です。その時間、集中して取り組みましょう。次の日、まずは前回覚えた字を自分でテストしてみます。必ず忘れている字が半分くらいあるので、それを覚え直してから新しい字に取り組みます。
  • 文法の問題練習をする。文法問題も10点前後出題されます。ルールを暗記しても、ルールそのものを問われる問題はあまり出題されません。実際に問題を解いて、実践で身につけていく必要があります。
  • 学校の問題集やプリントを3回以上解く。定期テストは学校で使っている問題集やプリントから出題されることが多いです。一度正解した問題はもう解く必要はないので、間違えた問題にマークをしておいて、できるようになるまで解きます。

国語は塾生から「試験時間が足りなかった」と聞くことが多いです。教科書を繰り返し読んで、内容をしっかり理解しておくことが一番重要です。